017のネタ帳

ポケモン二次創作ネタとか。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

神社のおばちゃんと尻の話

小説「クロ」の取材でカナズミシティこと博多に行ってきたのですが、そこで立ち寄った櫛田神社のおばちゃんから聞いたすばらしき男の尻の話を書きます。 櫛田神社とは、博多の歓楽街、中洲川端の近くにある神社でして、飾り山笠が有名です。そしてこの櫛田神…

議員と秘書とFaceApp

「坂井、おはよう」 僕は夢を見ているんだろうか。 朝、参議院会館に行くと山田さんがおっさんから若い女性になっていた。ウェーブのかかったロングヘアに女性らしい笑みをたたえた山田さんは出来る弁護士風だったが、確かに山田さんであるとはわかって不思…

ナゲツケサルとヤレユータンの民俗学

昔、アローラのナゲツケサル達は今よりももっと遠くに物を投げることができた。誰がより遠くにものを投げることがてきるか、いつも競っていたんだ。ただあんまり物を投げるせいで、島にあるものがどんどん減っていった。これは大変だとカプは遠くに投げる力…

バクダンボールの民俗学

ビリリダマ。 バクダンボールとも云われるこのポケモンが現れたのは現在の赤と白のデザインで知られるモンスターボールが大量に出回って以降であるという説がある。それはたとえば下記のような都市伝説としても語られる。 モンスターボールを長く使わないま…

ウパーとヌオーの民俗学

●ウパー 「電気技が効かなくて焦った」「ピカチュウがやられてトラウマになった」 かつてトレーナーとして旅立ったお父さん達に「初見殺し」して語られることが多いのがウパーである。我が子の報告も楽しみにしているが、最近の子はスマホアプリで調べて対策…

エアームドの民俗学

戦国時代、合戦の後は死人の身ぐるみをはぐ絶好の稼ぎ場であったが「鬼が出る」と言って人々は戒めた。ある村の言い伝えによれば合戦後に身ぐるみをはぎにいった野盗が見たのはオニドリル達が自らの羽の一枚に加えるように刀を剥ぎ取る場面であった。 オニド…

焚火とナイフ

時折ぱちぱちと爆ぜる焚火は青年が手に握るモモンを橙に照らしている。藍色の空にはとうに月が昇り、昼間は青く燃えていた山々は黒い輪郭が見えるのみであった。「うまいもんだねえ」 橙に燃える焚火の向こう側、煙が向かう方向で山男が言った。 煙男。焚火…

23時 カフェスペースにて

……いらっしゃい お客さん アローラは いま 23時くつろぎの ひとときを 提供する ポケモンセンター カフェスペースだよさてと お客さん どうしますか?グランブルマウンテンは 198円だね飲んでいくかい?わかりました しばし お待ちを……お待たせ グラン…

ポケモン民俗妄想まとめ(6日1日)

チルタリス夏に出来る巨大な積乱雲を昔の人はチルタリスの巣と呼んでいた。巨大な積乱雲が雨や雷を出しきると、最後に残るものがチルタリスである、と考えたのだ。そういう意味でチルタリスは雨を呼ぶポケモンでもあった。 ボスゴドラ製鉄技術が未発達な頃は…