017のネタ帳

ポケモン二次創作ネタとか。

電車とポケモントレーナー

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 ●乗り鉄にしてトレーナー

 あなたは「乗り鉄トレーナー」をご存知だろうか。
 世の中には多くの鉄道ファンがいて、電車の撮影が好きな人を撮り鉄、電車に乗るのが好きな人を乗り鉄などと呼んでいる。両者は兼ねることもあるが、今回は主に後者について取り上げたい。何を隠そう後者の中でポケモントレーナーでもあるのが「乗り鉄トレーナー」である。その興味深いライフスタイルについてごく簡単にではあるが紹介したいと思う。
 旅のポケモントレーナーの移動方法には、徒歩、ポケモンに乗る、乗り物に乗るなどがあるが、その中でも乗り物、特に鉄道での移動にこだわるのが乗り鉄トレーナーである。
 彼らは鉄道に乗って移動しながら、出会った人々とバトルをする。そして鉄道でキリのいい場所まで移動したり、終電の時間が近づいたら降車し、近くの街に宿泊し、日が昇ればまた電車に乗って移動する。そんな生活をしている者達である。
 田舎のほうに旅をしたことのあるトレーナー諸兄であればご存じかと思うが、田舎というのはとても電車の待ち時間が長い。一時間はおろか二時間さえも当たり前である。正直暇である。なのでトレーナーが出会えばバトルが始まる。暇を持て余した駅員がバトルを仕掛けてくる事もままある。むしろ田舎の駅には簡易なバトルフィールドがある。電車は来ないし、土地はあるからだ。勝負の制限時間は「電車が来て出発するまで」である。
 彼らは時刻表に記載された時間と駅の時計を見比べて何分でケリをつけるかを考える。バトルの前に発車時間を確認して、何対何のバトルにするかを相談するのである。そして賞金代わりに駅弁を賭ける。
 強者を求めて電車で果ての駅まで遠征したり、無人駅で待ち構えて電車に乗ってやってくる同志達に勝負を挑む「バトル鉄」と言われるトレーナーもいるそうだ。
 鉄道オタクと侮るなかれ、これでいてなかなかバトル経験が豊富なのが彼らである。カビゴンが寝ていて乗っていた電車が止まる、ゴローンが転がってきて電車が止まる、そんなことは乗り鉄トレーナーをやっていれば「あるある」であり、線路を塞いでいるカビゴンやゴローンとのバトルを手伝う事は彼らにとってのご褒美であり、名誉である。
 鉄道員は線路を傷付けずに電車の行く手を阻むポケモン達とバトルし、路線から退却させるプロである。そんな業務が発生することもあって、ジムバッジをたくさん持っているトレーナーは鉄道会社への就職が有利なのだと言われている。

 
乗り鉄トレーナーの手持ち

 ポケモントレーナーの手持ちには一定の傾向があり、とりつかいならば鳥ポケモンを、からておうやバトルガールなら格闘ポケモンを所持、というような特徴があるが、彼らは鉄道好きの集まりなのでその傾向はバラバラである。とはいっても、ある程度の特徴を見いだす事はできる。
 その特徴とはずばり、「一緒に電車に乗れるポケモン」である。なので身体の大きすぎるポケモン、重すぎるポケモン、高熱を発するポケモンなど、同乗に支障の出るポケモンは敬遠される傾向がある。
 多くの鉄道会社の規則では、特別に禁じられる場合を除き、電車内では膝や肩に乗るポケモンは出していい、とされている。そうでない大型のポケモンは本当は出してはいけないのだが、多くの人は電車内が空いているなら出してしまうためにルールとしてはあまり機能していない。けれど、電車が混んできたらしまうというマナーも彼らはちゃんと持ち合わせている。そして懐に余裕がある時や、推し路線では切符をポケモンの分も買う。これは乗り鉄トレーナーの間では徳を積む行為として推奨されている。
 面白いのは彼らの中にはポケモンと一緒に電車に乗るため、あえてポケモンを進化させずに未進化にしておくという文化があることだ。この傾向は電車の混みがちな都市部でよく見られる。つまり彼らのポケモンは小さく未進化であってもそれなりに鍛えているため油断ができないとも言える。たまたま鉄道を使って電車待ちバトルをした中堅トレーナーのポケモンが、バトル鉄のスバメゴッドバードを喰らってノックアウト、目の前が真っ暗になった、という話はあまりにも有名である。
 とはいうものの、基本的には進化形の方がバトルが強いので、バトルして勝ちたい乗り鉄にはある種のジレンマがつきまとう。そして単純に進化形のほうが好みなのであっさり進化させる者ももちろんいる。
 そして、肝心のポケモンとの出会いだが、彼らに話を聞くと「電車を待っていたらポケモンが現れたので捕まえた」という話が非常に多い。駅弁を奪おうと襲いかかってきた、と話してくれたトレーナーもいた。
 また、姿が電車に似ているのでデンヂムシが好きで手持ちに加えたいと考えるトレーナーも多い。最近はICカード「デリカ」が普及したこともあり、カードのマスコットであるデリバードの人気も高まっているそうだ。
 余談になるが、鉄道員ポケモンは格闘やエスパーが多いと言われる。これは有事の際に障害物をどかしたりなどするのに向いているからである。「かいりき」や「いあいぎり」の得意なポケモンを連れている者も多い。
 また、ホウエン地方では線路をココドラに食べられないように嫌いな物質などを混ぜ込んだ鉄を用い線路を守っているが、それでも悪食の個体がいて線路を食べようとするため、仕方なく捕まえているという。故にホウエン鉄道員ココドラやその進化系を持っている事が多いのだ。


乗り鉄トレーナーの聖地

 乗り鉄トレーナーは乗り物に乗ることが好きなので、フェリー好き、バス好きを併発させがちだという。カントー地方ナナシマ行きのシーギャロップカントージョウト地方間を結ぶ高速船アクア号が大好きだ。ホウエン地方でタイドリップ号の名誉船長に就任したハギさんは若い頃は小さな船を乗り回して、乗り鉄トレーナーを大いに喜ばせた為、界隈では有名人であるという。
 また、彼らはアローラ地方のホクラニ岳のバスにも乗りたいと思っており、カロス地方ミアレシティでタクシー運転手とタクシー代踏み倒しバトルをしてみたいと思っている。が、いざ現地でタクシーに乗ってはみたものの、やっぱり運転手に悪くてそれができず、降車の際に料金を払った上で勝負を申し込んだという微笑ましいエピソードもあるという。もちろん、ガラル地方の鉄道や空飛ぶタクシーにも乗りたいと思っている。
 そして、彼らが最も憧れるのは、イッシュ地方の地下鉄兼バトル施設であるバトルサブウェイだ。いつか行きたい聖地、不動のナンバーワンである。彼らにとって憧れのトレーナーとはジムリーダーでも、四天王でも、リーグチャンピオンでもない。バトルサブウェイのサブウェイマスターである。その車両基地があるカナワタウンも憧れの地である。
 そして彼らは一人一人がそれぞれに自身の聖地を持っている。それはお気に入りの路線だったり、ある地方の終着駅だったり、ある時間のある列車の座席だったりする。その中には今はもう行くことのできない場所も多くあるし、一度乗ったきりだが忘れられない路線もあるだろう。
 もしも乗り鉄トレーナーに出会ったら、そんな聖地について聞いてみるのも面白いだろう。きっとあなたの知らない世界を教えてくれるはずだ。

 

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【予告】

小説「ピジョンエクスプレス」の加筆改訂版がもう少しで完成です。今回は3月中旬くらいからBOOTHでの通販を予定しています。 内容ですが、ポケモン×擬人化×鉄道紀行です! 普段からつぶやいている #ポケモン民俗学 的内容もふんだんに盛り込んだ内容になってますので、よろしくです!

160P、文庫サイズ、口絵付、頒布価格は1000円を予定。

尚、オリジナル版からの改訂でカケル君が重度の乗り鉄になっており、同乗者達を大いにあきれさせます。実在の乗り鉄にアドバイスを貰いながら描写したキャラにご期待下さい!原型の鳥ポケモンも結構出番があります!

 

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ポケモン民俗妄想(2016年9月14日、2018年12月9日)

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その鳥は吉原に夜がやってくると行燈を灯しにやってくるのだった。異国から買われてきた珍しい炎の鳥は店一番の花魁が上客から貰ったという。
あちきも、おまえさんも、この吉原の籠の鳥。
店の遊女達は名も知らぬ異国の鳥に他人とは思えぬ縁を感じていた。

ヒノヤコマ
ヒノヤコマはカロス原産のポケモンで、東洋などではあまり生息が見られないがその美しさや愛らしさから、上流階級向けに輸出され、愛でられた。が炎吐く鳥ゆえに、懐かないと籠を焼いて逃げ出した。中にはヒノヤコマを怒らせた為に屋敷丸ごと焼かれてしまった記録もあるという。
またヒノヤコマは夜目が効かない為、夜間は嘴の先に炎を灯して飛行したが、これが目撃されて、妖怪話として広まったという説がある。オニドリルが光って見える鷺火とか、サイユウの遺念火とか、海の向こうに見えるという不知火などの犯人は逃げだしたヒノヤコマかもしれない。
江戸時代になると吉原で人気の花魁へもヒノヤコマが贈られた。ヒノヤコマを送られるのはステータスだった。花魁は寒い日にはヒノヤコマを懐に入れ、鉢に日を入れさせ、贈られた豪勢な蟷螂の数々を灯させた。何度か起こった吉原の炎上もひょっとしたら犯人はヒノヤコマなのかもしれない。
なので吉原の炎上を描いた歌舞伎にはヒノヤコマ命じて火をつけさせるという有名なシーンがある。舞台には本物のヒノヤコマが使われた。これも当時の千両役者が贔屓の客から贈られたもので、それを見た興行主か思いついたという。役者の浮世絵にはヒノヤコマが描かれているという。
おかげでヒノヤコマにもファンがついてしまい、ヒノヤコマ目当てで芝居に足を運ぶ人もいたらしい。当時の商家のぼっちゃん日記らしきものに、ヒノヤコマちょーかわいい。僕も豊縁は長崎の出島に行ってヒノヤコマを身請けしたい。という記述が見つかった。

クイタラン
昔々、イッシュの砂漠地帯には緑豊かな王国があり、グルメの王様がいました。王様の為に毎日沢山の食事が用意されましたが、少し食べて後は全部捨てていました。そんな王様が死んだ時、審判で神様は言いました。お前は来世ポケモンになるだろう。いつもお腹を空かせるだろう。
王様はポケモンになりました。口は細く、食べ物は一気に食べれなくなりました。おまけに細い口から出る炎の舌は木の実を黒く焦がしてしまうのです。彼が唯一焦がさずに食べれるのは鋼の蟻だけ。けれど彼等は徒党を組んで食事を阻むのでなかなかつかまりません。
王様は常に腹ペコです。いつも食い足りなくて食い足りなくて仕方ありません。今ではそのポケモンクイタランと呼ばれているそうです。

ムクホーク
昔、ムックルの進化と言えばムクバードまでしかありませんでした。彼等は弱く、よく他のポケモンや人間の獲物になっていました。「神様、仲間を守る力を下さい」ムクバードの若者は願いました。すると神様は言いました。「お前に力を授けよう」
「だが一度でも守る以外に力を使ったなら、永遠にその罪が残るであろう」
ムクバードの若者はムクホークになりました。その力の強いこと強いこと。並のポケモンや人間は敵わず退散していきます。一族はだんだん数を増やしていきました。ところが増えすぎて食べるものが足りません。
ムクホークは仕方なく他のポケモンを襲って、その肉で糧を得るようになりました。結果、冠羽の先は獲物の血で赤く染まったのです。
以来、ムクホークの冠羽の先は赤いのだそうです。

ディグダ
土地のことはディグダに聞くといい。戦国の武将にはディグダを持った操り人やディグダの声を聞けるという巫女か支えていて、築城に適した土地を選んだという。そうやって選ばれた土地は地震でも洪水でも地盤が崩れずに堅牢に建つということだ。
また、ディグダは農耕にも通じ、多くの農民はディグダに耕すのを手伝わせた。今でも一部地域ではディグダダグトリオを模した神輿を担いで練り歩く祭りがある。またその形が男根と同一視され、男根とディグダを合わせたような形の棒を奉納する神社があるという。
戦国時代、戦によって、畑が焼かれ、踏み荒らされるのは農民たちの悩みであった。ある時、畑を蹂躙した武将の城が一夜にして崩れ去り、人々はディグダの怒りだと噂し合った。それからというもの、収穫期には戦は控えるという不文律が武将達の間にできたとも云われる。

ジュカイン
ジュカインの背中の実は植物を元気にする事はよく知られている。だから桜を美しく維持管理する櫻守はよくジュカインを連れていた。元気のない桜に実を与えて、花を沢山咲かせたのである。ある古典には櫻森のもとに樹齢五百年の桜の花を再び咲かせて欲しいとの依頼が舞い込む話がある。
だが、実を与えようとするとジュカインが拒否する。櫻守は言った。「この桜の望みは土に還ることです。今年ばかりは咲かせましょうが、後はそっとしておやりなさい」主人が依頼主にそう言うとジュカインはようやく実を渡してくれた。桜は盛大に花をつけ、花が散ると共に枯れたという。

タマザラシ
演芸場で鑑賞できるのは落語だけではない。茶碗や枡を傘の上で回したり、顎の上の棒の先に色々重ねてバランスをとったりする曲芸も楽しい演目である。その昔、豊縁からやってきた初代玉三郎は傘の上でタマザラシを回す事で有名だった。タマザラシと雪玉を見事な傘捌きで回す回す。
タマザラシは回されながら雪玉を大きくしていき、終いにはその雪玉に玉三郎が乗って、それでも傘を回しつづけるという。弟子がモンスターボールを傘に投げ、タマザラシと一緒に十個は回す。演芸場のプログラムは普通落語が最後だが、あまりの人気に玉三郎が最後になる事もあった。

ペンドラー
昔はドラゴンで翼もあったが、イッシュの各地で暴れまくったために聖剣士達がやってきてペンドラーからドラゴン属性と翼を取り上げてしまった。今のような乗りたい背中になったのはそのためだ。虫になってヤグルマの森に住むことにしたのだが、ビリジオンが今も彼らを見張っているという。

コジョンド
イッシュの先住民が精霊を降ろす儀式(巫術)を行う際はコジョンドが欠かせない。トレーナーはコジョンドの腕の体毛で、自らの身体を叩かせる事でトランス状態に入り、精霊を身体に憑りつかせるのである。体毛が空気を切る音も重要な要素という。はたから見るとドMの所業にしか見えないが。

ポケモン民俗妄想(1日8日)

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フローゼル
昔、港町の漁師がツケで飲んでいたが、月末に想定外の金額を請求されて口論になった。毎日来てただろ!と言われて納得いかない漁師が酒場の近くで張っていると漁を手伝わせているフローゼルが酒場に入っていって、世話話をして飲み食いして出て行ったので仰天したという。
今俺のフローゼルが!と酒場に乗り込んで見れば、おや、また一杯飲むのかい?と尋ねられてまたまた仰天した。
そういえばあいつを労っていなかったと反省した漁師は、漁ではフローゼルをよく褒め、酒場に行く時は連れていくようにした。
以後、想定外のツケはなく、漁の成果もよくなったという。

エースバーン
フットボール(サッカー)の原型はルール整備以前、大人数で、暴力あり、破壊あり、隣の町や村のゴールまで集団でボールを持ち込む乱痴気騒ぎであり、しばしば禁止された。ところが禁止した貴族の邸宅にしばしば炎のボールが飛んできて、庭や家を燃やす。犯人が捕まらずに困ったという。
ガラルにおいて、祝祭日とくに告解火曜日に競技は行われ、その中には彼らの連れているポケモンも加わった。当時の記録にはこうある。
昼食をすませると学校の若者は球技に参加するために集まった。町の労働者、年配の市民、父親達もやってきた。そして森からは耳の長い白いポケモンが現れた。
そのポケモンの名前を彼らは知らなかったが、皆、そのポケモンのことはよく知っていた。見事な足さばきてボールを操るその姿に人々は魅了された。
しばしばの禁止にもかかわらず人々からフットボールの情熱は消えなかった。今では世界で愛される競技となっている。

アブソル
何事にも引き際があり、旅のトレーナー引退のきっかけとして、バッジを四つとったらなどかある。昔、ホウエン地方では、野生のアブソルに四回遭遇したら、旅をやめて家業を継がなくてはいけない、というものが存在した。これは警告であり、それを無視すると五体不満足になったり、死に至る。
これにはもちろん、アブソルが災いを連れてくるという俗信からの影響が強いと思われるが、災害をキャッチして人里離れた険しい山などから降りてきているわけなので、あながち間違いとも言えない。
一方、現れたアブソルを捕まえることが出来ればこの警告は解除される、とも言われる。

アーマーガア
長距離を飛べる鳥ポケモンのため、本場ガラル地方以外でも目撃された記録がある。昔、シンオウ地方で目撃された際は、原住民から悪い神がやってきたと恐れられたという。
またそれを数十年前に目撃した多感な青年は「死神に違いないと思いました」と語っている。
「私は人生に絶望していました。もう死ぬしかないなと思って湖に行ったところ、湖の中の島に大きな黒い大きな鳥ポケモンがいるのを見ました。死神に違いないと思いました。もしかすると湖の神様を殺しにきたのかもしれないと。僕はその死神の動向が気になって毎日見に行ったのです」
「死神はある日はビーダルを捕らえ、ある日は一日中羽繕いをしていましたが、湖の神様は無事のように思われました。僕の事にも気がついていたようですが、何をしてくるでもありません。暖かくなってきて、雪が溶け始めると、死神はどこかへ飛んでいき、戻りませんでした」
「死神がいなくなって、僕はこれから何をしようかと考えました。不思議と死ぬことは考えなくなっていました。死にたいという気持ちは死神と一緒に飛んでいってしまったのかもしれません。死神の名前を知ったのはそのずっと後、大人になってからのことでした」

チョンチー
深海に棲んでいるためなかなか釣れないのだが、漁の定置網に触手ごと絡まっていることがあり、モンスターボールで回収され、釣り人がそれを譲り受ける。
「お前のチョンチー釣ったの?」
「いや、網にかかってた」
などと挨拶が交わされるとか。
夜釣りに最適な一匹だが、大事に扱わないと触手の光でプルリルブルンゲルなど、海の幽霊の大群を呼び寄せると言われている。
また地元の人の忠告を無視して禁忌の日に夜釣りをすると手に負えないポケモンを招き寄せてしまうともされる。

ライチュウ
しっぽを地面に刺して放電するのを利用して料理をさせる。
「夜に焚き火を囲んだトレーナーがライチュウのしっぽ放電で芋を焼かせて分けてくれた事があった。これが驚くほどうまい。ライチュウがいいのか、芋がいいのかはわからなかったけど、未だ忘れられない味だ」

シードラ
ある島では子供達は最初のポケモンとしてタッツーを捕まえ、シードラになったら祭りの日にもてなして海に放す。放されたシードラは海底の聖地にたどり着き、キングドラになり、以後、海流を生み、海の恵みを運び、渦潮で島を守ってくれるという。

三連休と江の島の話

ひさびさの三連休であった。
一日目はヤマトを呼んでいたので、けもケットとBOOTHに同人誌を送った。仕事が残っているので終わったら会社に出ようと思ったのだが、まったくその気が起きない。部屋のゴミを拾って、昼寝をした。そうしたら少し元気になってきたので、スマホで文房具屋を検索し、自転車に乗って買い物にでかけた。フォルクローレのカケラの帯を作りたかった。近所のお寺では秋のお祭りをやるらしく準備が進んでいた。文房具屋で半紙やマジックを買い求め、夕食の材料を近くのスーパーで買い、味噌汁と豚肉の焼いたやつにミョウガを乗っけて、旦那と夕食を済ませた。その日はPOO松本氏の同人誌レビューをパソコンで追いかけながら、30枚ほど帯を手描きした。

二日目は旦那と墓参りに行った。
草ぼーぼーになった敷地の雑草を抜き取り、植木を坊主刈りみたいに刈り込んで、帰りに夕食の材料を買って、ソフトクリームを食べて、冷やし中華を作って食べ、POO松本氏の同人誌レビューをスマホで追いかけて、FGOしながら寝た。4章の神ジュナ戦で詰まっており、なんとなく編成を変えたら突破できた。(ノーコンテ、令呪二角)なんとなく、うみねこ博物堂に委託してる染色の本が欲しくなった。

 

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▲江の島

三日目。どうもだるくて仕方なかった。うだうだしていたが炊飯器のご飯でチャーハンを作って、旦那に全部食べていいからと告げると家を出た。午後を過ぎていた。
小田急相模原から1kmほど歩いてうみねこ博物堂に行ったが休みだった。祝日は休みである。ちゃんと調べろよ自分。脳内鳩会議を開いた結果、江の島に行く事にした。小田急で行けるし。まぁ実際は江の島くらいしか思いつかなかったというのが正しい。身体はひどく疲れていた。電車でうだりながら最近体力なくなったよなぁ運動すべきかなぁと思って近所のプールを調べたら、かなり近所に温水プールがあることが判明した。調べてみるものである。
片瀬江の島駅で降りるとお腹が減っていたので、ローソンでからあげくんの徳島すだち味というのを食べた。なぜ徳島かというとさる公務員が徳島をアピールしていたからだ。これがやたらとおいしかった。

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▲いざ江の島へカモメが街灯にとまっている

江の島に行くには本土から延びる橋を渡る。天気は曇り気味だったが太陽の姿はあった。太陽の光が海の波間を一本の道のように照らしていてきれいだった。まるで海上の道を示すかのようである。きれいだったので何枚か写真を撮った。

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▲江の島と本土を結ぶ橋から撮影

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▲江の島の参道、入り口奥に江島神社がある

島に着くと土産物店を見て回る。江の島の土産店は結構貝殻を売っているのだ。お菓子がメインのお店でも貝殻を売っているケースがあったりして島っぽくて面白い。うみねこ博物堂で消費しそこねた博物趣味の滾りを鎮めるべく見て回る。貝の小物入れ、タツノオトシゴの干物、貝のかんざしなどを見つけて買い求めた。

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▲江の島の土産物屋のショーウィンドウ

江の島についた時点で時間は17時近くになっており、ショッピングを1時間弱楽しんだあたりで店が閉まり始める。江の島は都会と違って異界であり(その証拠としてメインの通路の前に鳥居がある)野蛮な都会に比べると人間らしい生活を残しているので店じまいが早い。飲食店はまだやっていて、めずらしく生しらすが残っているというので、生しらすとカワハギのどんぶりをいただいた。江の島価格で高いけど。そのお店も19時でラストオーダーであった。買い求めた品をテーブルで撮影していたら、センスを褒められた。京都人ではないからたぶん嫌味ではないだろう。それにしてもタツノオトシゴ売ってるの、本当に知らないの?

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▲カワハギと生しらす

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▲貝のかんざしは輪切りタイプとハーフタイプがある、ポケモン世界であればアシレーヌへのお土産にぴったりだ

店を出るとすっかりあたりは暗くなっていた。江島神社の大きな門がライトアップされており、それ土産物屋の軒を撮影して島を後にした。江島神社は夜でも解放されており、過去に私も潜入した事がある。参拝してもよかったのだが、残りの体力に自信がなかったので今回はやめておいた。

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▲夜の江島神社 参拝客もぽつぽつ見かける

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▲江の島の土産屋のショーウィンドウ(夜)

再び橋を渡って駅を目指す。海の様相はすっかり暗黒になっていて波の音が響いてくる。夜の海というのが私は好きだ。この闇に支配された正体不明な、飲み込まれたら絶対に帰ってこれない、人間には不可視の領域という雰囲気が好きである。夜景などを撮影しつつ、ロマンスカー新宿行きのきっぷをとって帰った。片瀬江の島から乗ったロマンスカーはとても空いていた。

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▲片瀬江の島駅に向かう橋から撮影

新宿駅に降り立ったとき、なんだか気分がとってもすっきりしている事に気が付いた。島に渡ってショッピングして、飯食って帰ってきただけだ。島の探索なんてまったくしていない。それなのにえらく気分が晴れている。江の島にはそういうパワーがあるのかもしれない。食べたりなかったので海神でラーメンを食って家に帰った。

ポケモン民俗妄想まとめ(9月4日、5日)

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カチコール
氷の中にある中身の正体はよくわかっていない。古老によれば冬に死んだ者が弔われずに彷徨うと最後には山に向かっていき、カチコールになるのだという。寒波で大量の死者を出した翌年、山からたくさんのカチコールが降りてきたのだと古老は語った。

ジラーチ
昔、不治の病で余命いくばくもない子が神様に祈ったところ、寿命を伸ばしてやるがずっと眠っている事になるといわれ、受け入れたのがジラーチである、という伝説がある。真の願いが叶うには、1000年のうち7日目間の目覚めに立ち会った者が、人間のまま人間の寿命を、と願わなければいけない。

ニョロモ
地域によってうずまきの向きが違うので、民間のニョロモ好きによって、うずまき検定試験が梅雨頃に開かれる。雨の音が響く会場でニョロモを見せられた参加者はその産地を答えるという。合格すると渦巻きを刻んだメダルが貰える。会場は全国のニョロモ好きが集まる社交場でもある。

ポリゴン
最近生産されたものは20年前に比べると大容量になっており、様々なアプリに対応している。色や姿を変える事もできるという。
初期生産のポリゴンはカスタマイズできず、生存数も少なくなってきている。限られた動きしかできないが、このぎこちなさ、至らなさこそポリゴンだという人も多い。

フシデ
8本の足を使って急な斜面もなんのその、角度に左右されずに移動できるという強みがある。その為かどこまでも追いかけてくる執念深い蟲として、描写される事があり、呪いを受けた人間が家に帰り寝転がると、天井にびっしりとフシデがいた、なんていう映画のトラウマシーンが大変有名である。
身体の構造がかっこいいので、創作意欲をそそられるらしく、江戸の職人が作った金属の自在置物が博物館に飾られている。現代でもプラモデルやラジコンとして発売されたり、最近はカプセルいっぱいに入った500円のガチャガチャとして販売されて人気となった。生身のフシデは毒があるので要注意。

ピッピ人形ってなんでピッピだったんでしょう。
ピッピ人形最大の特徴は投げる事で野生のポケモンの気をそらせる事で、あの色と形が ポケモンの関心を惹きつけてやまないのは、ピッピのメロメロボディに関係があるのではないかと言われている。その効果はトレーナーの間で経験的に知られ、今日に至る。
ピッピ人形の起源には諸説があり、富豪の娘がかわいがっていたピッピか早生したために作らせたとか、病気で旅立てない子供のために贈ったのがはじまりなどがある。いずれにせよ人気があるポケモンなので形になるのは不思議ではない。
野生ポケモンの気を引く効果は普及後に知られるようになった。
それに目をつけたトレーナーグッズのメーカーが商品化したのが今日知られるピッピ人形である。
ピッピの形なのに、人形という名前がつくのは、人形が人に限らず生物のを模したものという広義の意味もあるが、人間の身代わりに厄災を引き受けてくれる対象物という意味あいが強いのではないだろうか。

ポケモン民俗妄想まとめ(9月3日)

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ノコッチ
これはさる古代遺跡で発見された天使の壁画で、緑色の小さなツノを持ち、腕は小さな羽のようで、腹はシマシマ、足は一本で浮く、というものである。ノコッチは天使である。神が零落してしまったので今はポケモンのフリをしているんだヨって月刊◯ーに書いてあった。

ミニリュウ
脱皮を繰り返して大きくなる。ミニリュウの脱皮の皮を加工し、服飾品などに利用することがあり、いずれも高級品である。フスベでは花嫁衣裳の一部や嫁入り道具の装飾に使ったりした。一昔前は持参金代わりにミニリュウの脱皮の皮を持たせたりもしたともという。

トサキント
春に繁殖で川を昇るため、春の風物詩であり、季語になっている。桜にもトサキントの鰭のようなひらひらとした花弁のものがあり、土佐錦魚(トサキン)の品種名で親しまれる。土佐錦魚は桜の塩漬けに加工され、見合いの席等で桜湯として出される。湯に浮かぶさまはトサキントのようである。

ハヤシガメ
ハヤシガメの甲羅を砕いて湧き水の水を加えて練り、粘土にしたものは大変良い焼き物の材料になるのだが、ハヤシガメからは大した量が取れないし、取りすぎると弱ってしまうため大変高価な材料である。ドダイトスからも土を取ることができるが、ハヤシガメのそれが珍重されるという。


ゼブライカ
その昔、ゼブライカは黒い馬だった。夜にその姿を見せることなく溶け込み夜駆けを楽しんでいたものだが、いたずらな雷神が真下にいるとは知らず、雷を落としてしまった。以来、雷の走った背骨にそって生えた鬣は雷を帯び、黒い体には雷鳴が走り、今の姿になったという。

タブンネ
耳が大変良いので初心者トレーナーやポケモンの足音に気がついて、経験を積ませるためにわざわざ草むらから出てきてくれるが、決して殺してはいけないと言われている。断末魔は仲間のタブンネに届き、殺すと恐ろしい事が起こる。
家に多数のタブンネが押しかけるとか、殺したトレーナーはなかまづくりでタブンネになってしまうとか、家に帰ると家族がタブンネになっているとか、家族がシンプルビームで洗脳されてその家の子の座をタブンネにのっとられる、とも言われる。まぁあくまで噂だよ噂…タブンネェ。

コダック
コダックといえば頭痛、頭痛と言えばコダックであるため、しばしば頭痛薬のCMに登場し、パッケージにも採用されてきた。あくまで人間用の薬なのでコダックには飲ませないでくださいとわざわざパッケージにも書いてある頭痛薬もあり、人間の頭痛とは異なるといった愛護協会からも批判がある。

ドダイトス
ある街で旅費に困ったトレーナーがドダイトスの背中をレンタルスペースとして貸し出したところ大人気となった。句会、お茶の野点、小規模なピクニックで家族の時間、コスプレイヤーの撮影場所としてなど用途は様々だ。当人も宿代を節約するため背中にテントを張って寝るという。

やまおとこ
トレーナーはその行動などからいくつかの分類がなされ、やまおとこはその一角である。岩や格闘ポケモンを所持、山や洞窟に現れる事の多い彼らはサバイバルの知識も豊富で、山のどこかに本格的な秘密基地や小屋を作り、ポケモンセンターに戻る頻度が少ない。
基地の主がいない場合は、その時に山にいる者が補強を行ったりなどの自然発生的ルールがあるといい、やまおとこ文化がある。これらについては、自身もやまおとこであり民俗学者であるヤマダクニオが著した「やまおとこの文化史」が詳しい。ツボツボで酒を作ったり、野生のポケモンを狩猟する者も。
共通の秘密基地を使っているが、山に入る季節が違うために決して顔を合わすことがない、けれど手入れの痕跡からお互いのことは知っているという基地見知り的な関係もあり、やまおとこ文化ならではといえよう。
「俺はそあいつをアキオと読んでいた。あいつは秋に来る。だからアキオ。本名は知らないんだ。30年来の付き合いさ。でもある年に痕跡が残っていなくて。次の年も来てもなくて、三年目には、あいつはやまおとこを辞めたか、あるいは死んだんだって思って、諦めた。俺はお別れのつもりで火を焚いて弔ったのヨ。以前に山伏がやってたのを見たことがあったんだ。高く煙が上がるようにしてヨ。そしたら夜になって近くの木にやけにでかいヨルノズクがとまったんだ。色の白いやつでな、ホウホウと鼻歌っぽいリズムで鳴いて、それから飛んでいった。あれはアキオが会いにきたのさ。おれはそう思ってる」

 

ポケットモンスターソード&シールド 新ポケモン雑感、妄想など

マタドガス(ガラルのすがた)
環境にやさしい?マタドガス
産業革命のえんとつと英国紳士のシルクハットをイメージしているんだろうなぁ。

ジグザグマ(ガラルのすがた)
ジグザグマ(ガラルのすがた)がジグザグマの原種だって言説についてホウエンクラスタの一部が少なからずショックを受けているようだ。個人的に考察をしたい。
この言説、かつて世界中に植民地をきづいた(かもしれない)ガラル人の傲慢さがそういう発言になってるんだろ?wなどと邪推する。この記述に関しては、カロス人とホウエン人からめちゃくちゃ批判が出てるし、学会で紛糾してるやつだと思う。
ポケモンずかんの記述って言い伝えとか与太話も多いから、そういうレベルの記述として読んだほうがいいと思う。どこの国や地域もご当地のポケモンが一番だと思いたいのが人情じゃないの。きっとそういうバイアスがかかってる。
ユウキ「この前オダマキ博士とガラル地方の学会に行ったんだけど、ガラル人とめっちゃ英語で喧嘩してて怖かった。なんかジグザグマの原産についてめちゃくちゃ英語で口論してた」

マッスグマ(ガラルのすがた)
いやこいつ絶対まっすぐ道走らないだろ。見るからにグレてるし。

タチフサグマ
マッスグマが立っちゃったー! ガラル独自の進化らしいが。
タチフサグマ…立房熊、立塞熊? …立ち塞ぐ魔。
ホウエンジグザグマ、まれになんかの拍子にタチフサグマになってしまって、妖怪として語り継がれたりしてそう。
「そのときな、じーさんの目の前に巨大な化け物が立ちふさがったんじゃ。ありゃあムジナが化けて出たもんじゃ…目を見ると動けなくなってしもうたそうじゃ…おっそろしいのう…」
あるいは盆に帰ってきた息子がもう旅立たないようにと願った母の情念が飼ってたマッスグマに乗り移ってタチフサグマになって化けて出たりしそうではある。
「そういえばあなたの旅だった日にね、マッくんが大怪我して帰ってきたのよ…凶暴なポケモンでもいるのかしらね」

ウッウ
口から魚をオエーッて吐いて、飢餓で苦しむ人々を救ったみたいな伝説ありそう。
神は海上にウッウを遣わすと、ウッウがオエーッっと多種多用の魚を吐き出した。以来海は生命で満ち溢れるようになった的な創生神話もありそう。

謎の魚について
うのミサイルの謎の魚ポケモンなの? 共生関係なのかな…胃の中でウッウの獲物食っちゃうから、食べても満たされないのかも…
謎の魚単体で飼えたりするの? テッポウオヨワシの変種かな?
あと民芸品で売ってそう。シンオウの川とか集団で登ってきそう。
「またおばあちゃんからうのミサイルのパイが届いたのー。私このパイ嫌いなのよね」

ポットデス
こ、こいつ知ってるぞ!!!
日本だと瀬戸大将って呼ばれてるやつだ!

瀬戸大将(ポットデスならぬキュウスデスか?)

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まぁこっちはお茶じゃなくて瀬戸物がメインの妖怪なんだけど緑茶が核って説明でもイケル!はず!

名前、安直で笑ってしまったが、ポッと出るとか、ポット+デス(死)とか、そういのにもかかってるっぽく、安直に見せかけて実は命名センスがある…悔しい! 英語名のポル「ティー」ガイストもうまい。
緑茶と紅茶って茶葉の種類は同じだし、リージョンフォームいてもおかしくないと思う。むしろポットデスがリージョンであって、アジア由来かもしれん。コーヒーの亜種もいるのではないか?

ポットデス
リージョンデス
キュウスデス
ヤカンデス
セイジキデス
伊万里デス
マイセンデス

あらびきヴルスト
何の肉だ? ウールーか? 
いやアナグマっておいしいらしいからジグザグマの可能性もある…

カレー
やっぱりその…インドを植民地にしててたから…

まとめ
ガラル地方の狂った食卓をを紹介するぜ!
ポットデスの腹を壊す紅茶!
わたしこのパイ嫌いなのよね! うのミサイルのパイ!
そして正体不明のあらびき肉をたっぷり腸につめて熟成させた特性あらびきヴルスト!
辛すぎるとウッウがオエーッと吐き出すから気をつけろ! カレー!!!
よろしくな!!!!