017のネタ帳

ポケモン二次創作ネタとか。

ネタメモ:書き出しヨマワルの島

ヨマワルってなんか髑髏の檻に魂閉じ込めたみたいな感じだよね。そう考えるとワクワクするな。

ヨマワルを連れた男がいた。男いわく、これは私の妻なのです。妻が死ぬ時に私に言ったのです。
「私が死んだら首を切り、身体とは別の場所に埋めてください。百日目にしゃれこうべを掘り出して服を着せてください。そうすればずっと貴方の傍におります」

オリベ教授と島のフィールドワークに出るツキミヤ
そこはかつて発掘のバイトに行ったことのある島だった

ある島では人もポケモンも首を切って胴体とは別に埋葬する風習があった。100日目に髑髏だけを掘り出し服を着せ、祠へ祀る。するとヨマワルとなって、子孫を守ってくれると信じられていた。今ではめったに行われなくなったが今でも島の祠ではたくさんの服を着た髑髏を見る事が出来る。

高校の夏休みにツッキーが島に発掘のバイトをしにいってポケモンセンターに寝泊まりしてるんだけど、島のおねえさんに誘われて初体験。
家に来ないか誘われる。スイカが冷えてるの。退屈してるのよ付き合って? なんて言われてさ。それでさ、扇風機回してる部屋で待ってたらさ、下着つけてないお姉さんがスイカ切って部屋にきてさ、女として誘うわけですよ。

「この島の風習でね、人やポケモンが死んだら首を斬り落として庭に埋めるのよ。そして百日したらしゃれこうべを堀り出してね、服を着せて祠に収めるの。百一日目の夜にしゃれこうべの中で蝋燭に火をつけてね。そうしたらヨマワルになって生まれ変わるのですって。だからあの人とももうすぐ会えるわ」

一緒の場所にフィールドワークに行ったツッキーとオリベ教授。夜にこっそりと宿を抜け出て獲物を堪能したツッキーが朝に戻るとオリベ教授が焚火を起こしてコーヒーを用意している。
「飲むか」
「はい」
「お前さ、何か悩んでいる事があるんじゃないか」
「……いいえ?」
コーヒーはすごく苦い。