017のネタ帳

ポケモン二次創作ネタとか。

終わらないタスクと羽のある私

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何もかもが終わらない。

仕事も創作もやることがたくさんあって、どれもなかなか手につかないし、一個のことに手中できないし、じっくり腰を据えて長期的なプランが達成できず、短期的な成果にこだわってしまう。そんな焦燥を繰り返しながら、鳥居の向こう別冊や、カケラシリーズの新しいのや、カゲボウズの新刊が出せずに数年が経過してしまった。

仕事も細々した事を片付けるばかりで、メインの、一番やらなきゃいけない仕事を後回しにしてしまう。やりなれていないことに手をつけるのが苦手で、やり方の決まったものから手をつけてしまいがちだ。重い仕事が、集中力のなくなる夜に残ったりするし、ツイッターもやりたくなる。

一個のタスクをこなす。それに集中しなくちゃいけないのに、頭の中にはあれもやらなきゃこれもやらなきゃというのが次々に浮かんできて、ただでさえあんまり容量がない私のワーキングメモリを圧迫してくる。ADHD診断を貰い、ストラテラを飲みだしてからいくぶんか楽にはなったのだが、ここで取引先から電話がかかってきて、あれをやって、これをやって、これを教えてなどと言ってくるからもう最悪である。電話はなくちゃ困るし、ないと仕事にならないけれど、同時に滅びて欲しいという感情も沸くのは致し方のないことだ。

コツコツやるのが正直苦手だ。
とにかく一気にものが片付かない事にずっとイライラしてきた。

そんな時ふとツイッターフォロワーのあるツイートが目に入った。
まんまのツイートではないが主に以下のような内容だ。

「人間、自分に羽が生えているというセルフイメージがそもそもおかしいのである」

「人間なんだから、地面を足で歩くしかないでしょ。
 飛べないことにイラつかずに、一歩ずつ、着実に歩くしかない」

これは私に向けられた言葉ではないのだが、なんだかハッとするものだった。
以来、仕事で進まねぇー!!! と思った時なんかは思い出すようにしている。
そうするとなんだか少しだけ落ち着ける自分がいるのだった。

自分は生まれた時から人間だし、人間でしかないのだが、しばしば人間である事を忘れてしまい、自分の能力を不満がるのだ。
そんな時、この言葉を思い出すと、自分が人間であると思い出せるのである。

 

そういえば最近、Youtube Premium を導入した。
いわゆる課金でCM免除のアレだが、いちいちボタン操作しなくて済むのが大変によい。
無課金時代はそれはそれなりにやっていたが、実はあの操作が負担になっていたのだと実感した。こういう投資はやっていったほうがいいね。

あと、最近財布を落としてしまったので(1年ぶりn回目)、もう自分の能力の程度を認めて(つまり人間だと認識して)アマゾンでチェーンを買った。そして財布を愛用の借金玉デカバッグ(※)にくくりつけた。ついでにしばしば行方不明になってしまう家の鍵もチェーンでくくりつけた。
以来、家を出るときに財布と鍵が見つからずに困る事はなくなった。ちょっと不格好だが外出のハードルが減ったのは大変好ましい事である。

 

(※)借金玉デカバッグの記事はこちら

syakkin-dama.hatenablog.com

 

ちなみに吐き出しっぽく書いたのは、某フォロワーが、自分の状態はちゃんと言語化して冷静になったほうがいいよ、と言っていたからちょっと書いてみた。


これからもせいぜい人間だという事を認識してやっていこうと思う。