017のネタ帳

ポケモン二次創作ネタとか。

ポケモン民俗妄想まとめ(5月31日、6月1日)

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ゴチミル

星の輝く夜、寝ている子供を操って連れて行ったり、操って遊んだりすると信じられている。これを避けるためには枕元に身代わりの人形や、綺麗な石、アストロダイスなどを置くと良いという。綺麗な石やアストロダイスは星占いに使えるので喜ばれるらしい。

アゴジムシ
じょうぶなアゴで樹木を削る。昔のアローラでは丸太からカヌーを作るため、職人はアゴジムシの力を借りていた。ジョウトの民俗博物館に展示されている色とりどりのアローラカヌーの中にはアゴジムシをモチーフにしたものが見られる。

ポワルン
ころころ態度を変える政治家のことをポワルン議員と呼ぶことがある。その時の天気(政局)によって姿と態度を変えるからである。会社組織の人間にもポワルンはいる。ただし、状況に合わせてうまくやるといった柔軟性がある、という意味で使われることもある。

バイバニラ一族
ヒウンアイスにはプッチ、リッチ、バイバニラ、というサイズ基準でアイスを提供している店がいくつかあり、バニプッチバニリッチバイバニラにちなんだものである。プッチを1とした場合、リッチは2、バイバニラは4の分量となるが、女の子が一人でバイバニラすることも多いという。

ニャルマー
スレンダーな容姿で人気のニャルマー。進化するとおデブな体型となってしまうので、そうしないようにかわらずのいしを持たせるのだが、なにしろねこかぶりポケモンであり、気に入らないとツメを立てるような性格なので、石はポイされ、進化される。トレーナーはブニャットの尻にしかれるという。
また気まぐれで小悪魔的な女性をニャルマーのやうだと表現するすることがあるが、ニャルマーをやる、というのは高度な社交術であり、容姿を武器にするということでもあるので、万人にはお勧めできない。自分にあったスタイルで自分にあった人と交際しましょう。

オオタチ
長くてしましま。この特徴を生かした商品はジョウトなどで定期的に流行る事が知られており、ひと昔前はコガネのオバちゃんを中心にオオタチの襟巻きが流行った事があった。人口のファーでオオタチの模様を再現した商品で、まるで首にオオタチを巻いているようだった。
おかげでインターネットを中心にコガネのババアはコラッタをとってくうなどと揶揄されたものだが、
「そうや、今日の夕食はコラッタの鍋やで!」
といって豪華鍋写真で飯テロしたり、
カントーもんはコラッタを食べることもできひんの。軟弱やわー」
などとの発言が相次ぎ、強さを見せつけたという。
最近はスターミードーナッツで、オオタチ模様のドーナッツが売り出され、女子高生を中心に人気があるらしい。

キングラー
繁殖期になると大きなハサミを振って求愛のダンスをする。その姿はさながら海から潮を招き寄せているようにも見え、キングラーのことをシオマネキと呼ぶ地域もある。繁殖期でもないのにキングラーが鋏を振ってしきりに潮を招く場合、それは大きな嵐の予兆である、とする話もある。

レベル25 ウォーグル(ホワイト2 でてくる野生種)
ウォーグルに限らず、本来なら一定の期間や経験をもって進化するポケモンが、早期に進化を発現させる事がある。研究によれば同種間の上位に位置する個体が、トレーナーなどに捕まった場合、その環境でより有利になるため、早期進化が促されるという。
早期進化は通常の進化系より身体が小さく、あどけない顔をしている傾向にあり、それがかわいいということで、トレーナーに狙われる原因にもなったりする。いいんだか悪いんだかよくわからない。育てていけば普通の進化系と変わらなくなるが、ぬくぬくした環境におくとそのまんまだったりもする。

良い香りのするポケモンの活用方法

ベイリーフのスパイシーな香りは元気が出てやる気が起きる、と聞いた母親がテスト勉強をさせるために子供にかがせたところ、張り切って部屋の掃除を始めてしまった。部屋は片付いたけれど、テストの点はイマイチだったので、諦めて塾に行かせたそうだ。

クルマユ

ある地域には巨大なクルマユの伝説が残されている。地元ではおくるみ様と呼び、豊作の神様として崇め、落ち葉を集めて供物として捧げ、その糞を肥料として持ち帰っていたそうだ。このクルマユはホルモン異常で進化しないまま大きくなり続けた個体ではないかと研究者は指摘している。

ビリリダマ

モンスターボールを長く使わないまま放置していると、中に勝手に魂が宿ってビリリダマになる、という都市伝説がある。ある主婦が押入れを整理していたら、旦那の八つ揃わなかったバッジのケースや釣竿と一緒に小さなビリリダマが何匹か転がり出てきて腰を抜かした、というのだ。

モンスターボールに宿る魂には諸説あり、死んだポケモンであるとか、旅を終えたトレーナーやポケモンたちの未練である、とも説明されている。使わないボールは引き取って供養する神社もある。未練を抜いた後は近所の子供達に配っているという。

ニドリーナ

ニドリーナには繁殖能力がない為、子育てだけでない多様な女性像の象徴として女性運動のシンボルとされたことがあった。実際のニドリーナは繁殖能力と引き換えに強くなった身体を利用して血縁関係があるニドランの子育てをサポートしており、いかにもステレオタイプな役割を担っている。

キテルグマ

見た目はかわいいので、アローラ外のテーマパークや商業施設で着ぐるみに採用される事も多いが、アローラ人から見ると狂気の沙汰でしかない。アローラではベテラントレーナーのよく躾けられたキテルグマは実は中身が人なのでは? と疑われることがあると同時に賞賛でもある。

レパルダス

暗闇を音もなく移動する為、生態が長らく謎だった。あるポケモン行動学者が、ヒウンシティの路地のあちこちにカメラを仕掛けて調査しまくった結果、都市にも結構な数いることが明らかに。その学者にはストーカーという不名誉なニックネームがついたが研究者の間ではよくある事だ。

ヒウンシティにおいては高層ビルに巣を作っているウォーグルのタマゴや生まれたてのワシボンを狙うなど、両者の緊張が高まっているようだ。レパルダスのストーカーとウォーグルのストーカーの間でも緊張が高まったので、彼らは不可侵条約を結び、共同研究する事に。学会では勝負の行方が注目される。

「えー今年の攻防はウォーグルの勝ちでした。ある程度ワシボンが大きくなってきたところで、ワシボン自体をとることは諦めたんです。ですが、今度は親がとってきたマメパトワシボンからチョロまかすようになってですね…さすがチョロネコの進化系といいますか」

ヨーギラス

田舎の人の自慢話に「あの山は昔、うちの所有だった」というのがある。どう考えても平たんな畑を見ながら、農家のおじいさんが「ここは昔、うちの山だったがヨーギラスに食われて平地になった」などと言うのだ。畑はヨーギラスのおかげでよく耕されており良質な農地となるらしい。

メラルバ

ウルガモスに進化する際に炎の繭を作る。もしも炎の繭を見つけたらその炎でボングリなり、芋なり、肉なり焼いて食べると良い。そうすることで太陽の化身とも言われるウルガモスのパワーを取り入れ、長寿になることができるのだと言われている。