017のネタ帳

ポケモン二次創作ネタとか。

いつだってポケモンは隣にいた …キミにきめた! 感想(ネタバレあり)

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話題のポケモン、キミにきめた!を16日に見てきました。

前記事:吉祥寺ピジョン編 

 前記事では主にピジョンに偏った感想を書きましたが、今度は主に映画全般について雑多に書こうと思います。

 

まず、映画全体の評価ですが「よかった」と思います。

私は結構、ポケモン映画に対する評価は辛い傾向があるんですが、今回は推せます。

一部むりやりだなーと思った部分もあるものの、好きですね。

 

一応知らない人の為に私のプロフィールを書いておくと
ポケモン歴20年くらい(初代が流行りはじめて1年くらいでプレイ)
・初めてのポケモンヒトカゲ。好きなポケモンピジョン
ポケモン本編の新作は必ずプレイ
・対戦はそこまでやらない
・アニメは初代から見てダイパ以降は気が向いたり時間が合えば
・映画は ディアンシーボルケニオン以外見てる
ポケモンカードを初代から収集
ポケモンフォギュアオタク(立体ポケモン図鑑はほぼ全種所持)
・趣味でポケモン同人をやってる、小説とか書いてる
ポケモン個人サイト運営歴15年

ピジョンエクスプレス―ポケモン小説とイラストのサイト

みたいな感じの割と重度のポケモンオタクです。

これらの属性は今回の感想にかなりの影響を及ぼしていますので、まぁ頭の片隅にでも置いといてください。

 

以下、だいたいストーリー進行順に印象に残った点を列挙していきたいと思います。

 

 

●サトシ階段落ちすぎ問題

いやもうこれでもかってくらい階段やベッドから落ちる落ちる。

年甲斐もなく落ちるたびに声出して笑ってしまった。

おそらくこれが歴史改変の原因だと私は推測しています。

 

●サトシの一人旅

正確にはピカチュウがいるので1人ではないのですが、カスミやタケシがいる場合と対比してあえて一人と表現します。

個人的にはこれがすんごいツボだった。
何がいいかって、人間が複数いると、どうしても人間同士のやりとりになっちゃうんですよ。今回はいないから手持ちポケモンだけに注力できるんです。
ポケモンとキャッハウフフタイムが長いんですよ!
これは我々がゲームでやったことの追体験なんですよ!
まあ途中で三人になるんですけども、このパートがかなり好きです。

 

 

イワークビバーク

途中の雨宿りシーンで無印のイワークビバークをオマージュシーンが。

後でわかったんですが、あの回、脚本の米村さんだったんですね。

ポケモンに温めて貰うって、ポケモンを抱きしめて眠るってポケモンで育った人たちの夢じゃないですか。

ポケモンが隣にいるっていうことを肌で実感するエピソードだと思うんですよ。

で、そこにエンテイもやってきて、ちょっと心のふれあい?というかそういうのがあって。

この画面にはポケモンに夢中になった誰しもが空想し、妄想した冒険のロマンと夢がぎゅっと詰まってるわけですよ!

イイネ!

ちなみに元ネタとなったアニメ無印のこの回、ピジョンがサトシをあっためてくれる神回なのですが、冠羽の色がピジョットというとんでもない作画ミスがあります。

 ※ピジョン同志であるおはるさんの指摘により取り消し

サトシピジョン警察です!ピジョンの塗りミスがあるのは無印の「イワークビバーク」ではなく、その回を回想するシーンがあるBWの「燃えよリザードン!VSカイリュー!」です!イワークビバークピジョン正真正銘のかわいいピジョンです!ご安心ください!  とのこと

 

●まさかの喪失エピソード

過去エピソードでレントラー、ソウジを守り凍死。

喪失エピソードはサンムーンのムーランドですでにやっているのですが、ここでびっくりしたのはキレイな死体とはいえ、死に顔がばっちり場面に映ってる事。

ムーランドでさえ避けた描写を…

まじかよ?

それやっちゃうの?

今年の映画、何かがおかしい…(ざわざわ

そしてその予感は、現実のものとなります…

 

●ソウジの属性

めっちゃ個人的な事なんですが、私はポケモン民俗学みたいな同人誌を出している関係上、ソウジがポケモンの伝説を調べてる設定がすごく!!! ツボでした!!! 

友達になりたい。

 

ロケット団

手配写真を見ただけでなんか笑えてしまった。

コジロウが薔薇持ってるのよくない? たいけつ!ポケモンセンターを思い出しましたよ。

今回の映画は全体的に好きなんだけど、サトシ達との絡みがなかったのは残念だった。願わくば彼らの為にもう30分欲しかった!!!

 

●タケシとカスミいない問題

これは戦略的に失敗でしょ。
そう思っていた時期が私にもありました。

でも、 結果としては、出さないで正解だったと思う。
というのもロケット団ですら、彼らのためにもう30分欲しいと思ってしまったんですよ。
カスミとタケシなんて出したら尺がいくらあっても足りねーよ!
少なくとも私が脚本家だたらまとめる自信がありませんね。
まぁ仮に脚本にうまいこと組み込んだとしましょう。
でもね、どんなにうまく立ち回ったとしても絶対に不満が出ますよ。
描写が足りない、出番が足りない、こんなのカスミじゃない、タケシじゃないってね。
それはきっと出さなかった結果以上のマイナスポイントになってしまったと思う。
個人的にサトシ一人旅がツボだったこともあって、今回はこれでいいと思いました。
たぶん、サトシのバッジがエリカで3つ目だったの、ニビジムが閉鎖してるからじゃないかな。
タケシはタケシで旅に出てるんだと思う。きっとどっかのポケモンセンターでジョーイさーんってやって、ロコンに呆れられてますよ。
ハナダジムはやっててサトシもジムバトルしたけれど、運営はきっとお姉さんで、カスミは水ポケモンマスター目指して旅してるんじゃないですかね。どっかでコダックが勝手にモンスターボールに入ったりして頭抱えてますよ。きっと。

 

キャタピーの強靭な筋力

アニメや漫画になると強化される技、糸をはく。

今作でも圧倒的強さを発揮。

カイロスに巻きつけて…動きを止め…いや、な、投げただと?!

今作におけるキャタピーの腹筋と背筋は相当なものだと思います。

 

ポッチャマのドリルくちばし

意表をつかれた。好き。

 

リザード愛おしすぎ問題。

無印でも弱いと捨てられていたヒトカゲですが、今回はライバルポジション?であるクロスによって捨てられて、サトシに拾われます。

冒険を続けていくうち、ついに進化! サトシに走り寄りジャンピング抱擁! 全身で喜びを表現するリザード

お、お前、可愛すぎか!!!

この胸の高鳴りはなんだ。

無印のリザードは言うことを聞かなくなってしまうのですが(人から貰ったポケモンはトレーナーの実力以上にレベルが上がると言うことを聞かない表現と思われる)、こっちのリザードは素直そのもの。

とってもサトシを慕ってる感じが実に良い。

本作はリザードでいる期間が長く、一緒に強くなる描写がなされそれが非常に好感触でした。

リザードの発展途上の体つきがこれでもかというほど画面に映る!

リザード期特有の真っ赤なボディが躍る! 

くう、たまらん!!!

リザードの「きりさく」っていいよね!

この成長途上のナカシンカの魅力がわかるかね????

リザード! リザード! ああ、リザード!!

赤でヒトカゲを選んでリザードンにすべく一生懸命戦わせたクチなんでもうリザードにメロメロですよ。ピジョンと一緒にね、パーティで頑張ってたんです。

本作の抱きしめたいポケモンナンバーワン、それがリザードです。

 

●サトシ、闇落ち。
そんな風にリザードと順調に連戦を重ねてきたサトシですが、クロスがバトルを仕掛けてきます。
結果はガオガエンリザードが敗北。
「弱い奴に価値はない」と投げつけられます。

あいつは間違ってるのに!
正しいのは俺のはずなのに!
なのに……なんで勝てないんだよ!!!
サトシは葛藤し、ピカチュウを使えばよかったんだとか、そもそも最初のポケモンの選択が間違っていたのだとか、思考が極端な方向に走り出します。

いやあ、このさ、、、
この中盤のサトシの悩み方最高じゃない?

倫理的な正しさと、実力ってまったく別のパラメーター。
ところがこの区別がついてない人は大人にも多いんじゃない?
自分に子供はいないけれど、同じ場面で自分の子や身近な子が悩んだ時になにをしてやれるだろうと思ったよ。

でさ、きっとクロスにも同じような時期があったんじゃない?
で、クロスの方はとにかく実力だ! 実力をつけるべきなんだ!ってほうに振り切れた。
そしてそれはある意味では正しい。
本当はどっちも持ってることがおそろらく好ましいんだと思うんだけど。
パラメーターが極端になったのが、クロスだと思うんよ。

これ、結果的にはヒトカゲが鍛えれば強くなる個体だったからよかったけど、現実世界では、マジに身体が弱くて鍛えても強くなれないって場合もある。
そういう問題にどう立ち向かっていくか?
そんなところまで考えてしまったよ。

悩んだ結果、あの時こうしていたらああしていたら…こうしていればよかったんじゃ…
あーもう根本的にダメだチクショウ! みたいにどんどん迷走していくのも子供っぽいっていうか、まああれ大人でもあるよな!!!! 
好き!!!

 

長くなりましたが、こうやって悩むところってあまりアニメでは描写されてこなかった部分でもあり、私は非常に興奮した。
すっげー大好きな病み方してた。
ぶっちゃけ、性癖だった。もっとやっていいのよ。

(ちなみにXYの雪山の回は大好物です)

 

●そして、問題のシーンへ

そんなサトシの様子を影から見ていたマーシャドー。サトシにある夢を見せます。

今作である意味一番の問題シーンへと突入していきます。

 

 サトシはいつものように(遅刻して)目覚め、そして学校へ行きます。同級生と屋上で語らうおだやかな日々。あの先には何があるんだろうと無邪気に語ります。なんのことはない小学生の日常風景。

しかし、この情景に私達は震える。

サトシの部屋の車のポスター。空を飛ぶ飛行機。

これは我々の世界そのもの。知っている日常、それなのに、なんなんだこの怖い夢は……

たぶん、ポケモンと付き合った期間の長い人間ほど、こう思ったはず。

ポケモンがいない世界なんて、ありえないだろ… って。

 

・一緒に旅をする事も出来ない、キャッハウフフできない

・洞窟で雨宿りして暖めあったりもできない

・バトルの結果に一喜一憂もできない

ポケモンが死んで、その死を悲しむ事もできない

・そもそもポケモンの概念自体が存在しない

 

 

先ほど、私達の知っている日常とあえて書きましたが、違います。

 

私達は実体としてのポケモンに触る事はできません。

画面を通してしか触れ合う事ができません。

けど、ポケモンが傍にいる事は知っています。

触れないだけで、ポケモンは私たちの世界にもいるんです。

私達がその存在(概念)を認識してるんです。

この20年間、ずーっとポケモンの事を考えて、ずーっとポケモンに心ときめかせてきたんです。

サトシの見た夢。

それはポケモンの概念すら存在を許されない世界。

怖すぎでしょ。

これは映画に来た大きいお友達ほど恐怖を感じたのでは。

少なくとも私はめっちゃ怖かったぞ…

だって、ポケモンは人生。

ポケモンの存在しない人生なんてありえないもん。

 

今回の映画は歴史改変だと批判を浴びた。

でも歴史が変わってもポケモンが隣にいてくれた。

歴史が変わって、出会いが多少変わってもいい。

けど、ポケモンいないのはごめんですよ。

 

だからもう、サトシが「ピカチュウごめん」って言って、私はもう、うるっときちゃいましたよ。

 

サトシにとってのピカチュウ

自分にとってのポケモン

 

それが重ね合わさった瞬間ですよ。

 

個人的にはもうここがクライマックスですよ!

ちょっともうここで感動がすぎて、実は後半あんまり頭に入らなかったです。

闇堕ちピジョンに興奮したからっていうのもあるけど、

問題のシャベッタアア!シーンですら衝撃が薄れちゃったもん。

 

とにかくそれくらいここのシーンは痺れました。

最高。

 

というかマーシャドーの能力ヤバくない?

この破壊力、歴代最凶じゃない?

 

一応、この場面はサトシの夢って事になってるけど、

私はここ、マーシャドーがサトシの精神をマジにポケモンを拒絶した、概念の存在しない世界に飛ばしたんじゃないかと疑っていますからね。

だって、そっちのほうが怖いし。

個人的にはこのシーン、うまくラストに組み込めなかったのかな~と思ってるくらいよかったですよ。

(でも、表現的にくどくなるし、キッズにはわかりにくいから駄目だろうな)

 

そして、ラストのほうではついにマーシャドー本気を出し、

サトシは精神どころか肉体ごとポケモンのいない世界に飛ばされた。

 

正直、後半のポケモン総攻撃→サトシ消滅 に関しては

またいつものポケモン映画か~みたいな冷めたノリで見てたところがあるんですが、こうやって冷静に感想を書いてると、

サトシが消えていった世界にピカチュウ飛び込んでますよね?

つまり、

 

ポケモンの存在を許さない世界

そこにピカチュウが飛び込み、サトシを引き戻した

=

ポケモンがいない世界の概念がポケモンが飛び込んでくる事により変わった

 

と、とれるわけで、

あれ、ものすごい感動シーンじゃないですか? これ。

 

イツモイッショニイタイカラ…

 

よし、やっぱりもう一回見てこよう!!!!!

ピジョンの見逃しもあるし)

 

虹色の勇者ってなんだ、ホウオウとのバトルやけにあっさりだったな???

とかまぁいろいろありますけど、

もう私、これが見れただけで映画には満足です。

 

●シャベッアアアアア!!!

サトシの幻聴。もう少し良い言い方をすれば以心伝心。サトシにはそう伝わったというもので、物理的にシャベッタアアアアアアアアアア訳ではないと思うよ。

死に際の悟りみたいなもんじゃん?

 

●クロス君と虹色の羽のこと

今作のクロス君がルガルガンを正気に戻そうとして
「出会った時も同じように噛みついてきた」
みたいな台詞言ったんですけど、もうそこで

ガタッ!!! ってなったよね。

 

ちょっと???
今、キミなんて言ったかな???
そこんとこ、もうちょっと詳しくお姉さんに教えてくれないかな???????

 

あの一言だけで、いろんな背景を想像させ、
本作屈指の吸引力を発揮したクロス君およびルガルガンはヤバい。

(後でポケモン小説友達と話したら、みんな結構そこに反応してて笑った)


クロス君、まぁクソ野郎だとは思うんですけど、
そんな彼であってもポケモンとの絆はあるんですよね。
(だからこそ、サトシとピカチュウが、ポケモンを拒絶する世界からの脱却する、というのは感動的である)
というか、私、彼の事そんなに嫌いじゃないんですよね。

 

彼もホウオウを見た。
けれどホウオウは虹色の羽をくれなかった。

正直「なんで俺じゃなくてお前なんだ!」って叫びにくるものがあった。
同じくそう思った人は挙手してほしい。

自分以外の誰かが選ばれた。
そんな時、人はどんな行動をとるだろう?
普通ならなんだ自分はこんなものかっておとなしく諦めるか、あるいはふてくされるか。
遠くからぐちぐち文句を言って、相手の失敗を願って、腐るような場面ですよ。
たいがいの人間はそうなりますよ。

ところが、彼は違った。
やり方はいろいろまずいとは思うんだけど、だったら奪ってでもとりにいってやる! ってなった。
私はその行動力すごいと思うよ。

彼は将来何かを掴むと思うな。

なので私は彼の事、嫌いじゃないです。
いろんな選択肢や物差しを獲得した上で彼のようなスタンスであれば、手に掴めるものって、無数にあると思うなあ。

誰かが与えてくれる空から降ってきたものじゃなくて、自分が欲しいと思ったものを自分で掴みに行けると思うよ。

だいたいさ、12歳なんてまだ自分の欲しいもんもちゃんとわかってないじゃないすか。
彼らはこれから自分にとっての「虹色の羽」を見つけていかないといけないんすよ。

虹色の羽ってなんなんだろうね。
クロス君とルガルガンを通してそんな事を考えました。

 

 

マーシャドーとホウオウは何をしたかったのか(8/20夜・追記)

まあその、マーシャドーは映画的に出さなくちゃいけないノルマの消…ゴフッ。

あ、すいません、これ以上言うとポケモンの概念がない世界に飛ばされかねないのでやめておきます。

個人的には、ポケモンと一緒にいたいかを試す存在なのかなぁ…とか思ってます。

 

というのもですね、ポケモンオタク二十年やってるとですね。
いろいろあるんですよ。
ポケモンを通して友達もたくさんできる。
けど、喧嘩もすれ違いも対立もするし、その中で間違いも起こすわけですよ。
それは相手が悪い場合も、私に原因がある場合もある。
ひどいときゃ絶好、縁切り、忘れたくても忘れらない思い出をこの胸に刻むことになります。
そんな時思っちゃうわけです。

「そもそもポケモンを好きになるべきではなかったのか?」
「私にはポケモンを好きでいる資格があるのか?」 

私はそうやって闇落ちしかけた経験がある。
だから、映画のサトシに共感します。

ほんとね、ドンべこみすると思考が変な方向にいって過去の過去に遡って、そもそもあそこから、とか、最初から間違えていた、とかそういう極端な方向に走り出すんですよ。
だからサトシのあの描写はリアル。

でもね、過去の過去に遡っての否定なんて、現時点の自分の不甲斐なさから目をそらして逃げていることに他ならないんです。
トレーナーが負けた理由をポケモンに求めるのに似ています。

 

サトシがポケモンの世界にいるということ、
あるいは私達がポケモンというジャンルに身を置くということは、
楽しく素晴らしい。
けれどその一方で、すれ違いだの、対立だの、死別だの、取り返しのつかない失敗だのといった苦しみを味わう世界に身を置くという事でもあります。

だったらいっそのこと、ポケモンのいない、ポケモンが生む悲しみのない世界に行くか?
と、マーシャドーは問いかける訳です。

しかし、サトシや私達の答えはやっぱり、

 

そんなのいやだ!  ポケモンと一緒にいるんだ!!!

 

なんですよね。

ごめん!
未熟ですまない、でも頼むから一緒にいてくれ!
というね。

ホウオウが求めている幸せのエネルギー(?)とはまさにそういうものなのではないでしょうか。


友人の考察には「そもそもサトシは選ばれてない」というのがあります。
ホウオウを見た者の中で羽を手に入れたのは運が良かっただけで、たまたまという説です。
私の中ではにわかに信憑性を帯びてきている。
羽を巡って諍いがあり、それらを断罪する一連の過程こそ、儀式であり、通過儀礼であり、想定されたものなのではないか?

 

彼ら(マーシャドーとホウオウ)は
二十年ごとくらいに少年少女たちを試すのですよ。

お前たちはポケモンが好きか?
ポケモンは怖い生き物だよ。
ポケモンと一緒にいることによって
対立が起こるし、死別して悲しむことになるし、挫折を味わうよ。
どうしようもない自分自身と向き合わなくちゃいけないよ、と。
お前達はそれでもポケモンといたいか? と。

 

今回はピカチュウが「すっと一緒にいたいから」って言いますけども、むしろ、こっちかお願いしなくちゃいけないですよ!

 

「頼む! ずっと一緒にいてくれ!」

 

 

 ●まとめ

そんなわけで、よかったです。好きです。

自分にとって、ポケモンという存在がいかにかけがえのないものなのか、それを再認識させてくれた映画だったと思います。

感想書いてて出てきた考察や、見逃したピジョンの確認も含めて、最低もう一回は見にいきたいですね。

 

みんなの感想も見たいからどんどん書いてくれよな!